お水について

 

 
 

新潟工場の水は「硬度13mg/Lの軟水」

※令和4年9月魚沼市調べ

軟水は食品の品質、味わいを向上させる水であるということが分かってまいりました。
当社では餡はもちろん、もち米、うるち米の水漬けからすべてに軟水を使用しています。
軟水にて煮あげる小豆の風味は格別で小豆本来のもつ香り、旨みが出てくる上、
もち米も水の浸透性が優れているために米本来の旨みが出てまいります。

 

なぜ硬度が低いのでしょうか。

通常、雨は地球上に降った後に、地質層や岩石層の狭い隙間に浸み込み、
ミネラル成分(カルシウム、マグネシウムなど)を溶かし込みます。
水に味があるというのは、鉱物分を溶かし込んでいるからなのです。

魚沼市は日本有数の豪雪地帯です。その積もった雪が溶け出した「雪解け水」を使用しています。
雪解け水は雨水と違って、土にゆっくりと浸透せずに、そのまま一気に川に流れ出します。
そのため、土中や腐食中のミネラル分を溶かし込む余裕がなく軟水になっていると考えられます。

 

軟水だと何がいいんでしょう。

硬水で小豆を炊くと、皮が硬くなり、小豆の煮熱が阻害され、色合いが黒くなってしまいます。
小豆を炊くのに適している水は硬度が50mg/L以下の軟水で、10mg/Lに近いほどより適しているといわれています。

 

軟水の言葉の語源

軟水ということばの語源は、「豆を煮ると軟らかく煮える水」からきているとされています。
飲料にも適しておりますし、日本の風土にあったものなので日本料理に使う水としても優れています。
煮炊物や日本茶に使ってもおいしいですし、おまけにお肌にもいいと言われています。

タイトルとURLをコピーしました